釣りを始めてみたいけど、何を釣ったらいいの?という初心者の方にオススメなのが「チヌ釣り(黒鯛)」です。チヌは全国の海に広く生息しており、比較的身近な場所で狙うことができる人気のターゲット。力強い引きが楽しめて、食べても美味しい魚なんです!
今回は、初心者にもわかりやすいようにチヌ釣りの基本やスタイル、必要な道具、コツなどをやさしくご紹介していきます。
チヌ釣りとは?スタイルごとにわかりやすく解説!
チヌ釣りにはいくつかのスタイルがありますが、ここでは初心者でも始めやすい代表的な釣り方を3つご紹介します。
🎣【1】ウキ釣り(フカセ釣り)スタイル
■ スタイルの特徴
コマセ(撒きエサ)で魚を寄せ、ウキに反応が出たらアワセるスタイル。視覚的にも楽しく、初心者でも取り組みやすいです。
■ 必要な道具やコスト感
- 磯竿(1.5号〜2号程度):5,000〜15,000円
- スピニングリール:5,000〜10,000円
- 道糸(ナイロン2〜3号)、ウキ、ハリス、針
- コマセ(市販のチヌ用エサ)、さしエサ(オキアミなど)
初期費用は1万5千円〜2万円ほどが目安です。
■ 向いているシーズン・場所
- 春〜初夏(乗っ込み期)、秋がベストシーズン
- 港の堤防、テトラ帯、河口周辺など
■ 初心者にオススメな理由
- アタリがウキに出るので分かりやすい
- 誘い方にバリエーションが少なく、シンプルに楽しめる
🐟【2】ダンゴ釣りスタイル
■ スタイルの特徴
練り餌(ダンゴ)でチヌを寄せ、ダンゴが割れるタイミングで針にかける技あり釣法。忍耐力が試される奥深さがあります。
■ 必要な道具やコスト感
- ロッド・リールはウキ釣りとほぼ同じでOK
- 市販のダンゴエサ:数百円〜1,000円前後
道具は流用できるので、比較的安価に始められます。
■ 向いているシーズン・場所
- 春〜秋がメインシーズン
- 堤防や筏(いかだ)で特に有効
■ 初心者にオススメな理由
- ダンゴを握って投入するだけなので簡単
- チヌの活性が上がれば連続ヒットも期待できる!
⚓【3】落とし込み釣りスタイル(ヘチ釣り)
■ スタイルの特徴
岸壁やテトラポットの際に仕掛けを落とし、チヌを狙うスタイル。歩きながら探るゲーム性が魅力です。
■ 必要な道具やコスト感
- 落とし込み専用ロッド(1.5m〜2m):5,000円前後〜
- 丸型リール、ハリス、ガン玉、チヌ針
- エサ:カニ・イガイ・ゴカイなど自然エサ
総額で1万円前後から始められます。
■ 向いているシーズン・場所
- 夏がベストシーズン(表層にチヌが寄るため)
- 港湾部の岸壁、橋脚、テトラポットなど
■ 初心者にオススメな理由
- エサをつけて落とすだけ!シンプルな操作性
- 小場所でも大型チヌが狙えるチャンスあり
まとめ|安全に楽しくステップアップしよう!
✅ 安全対策も忘れずに
- ライフジャケットの着用は必須!
- 滑りにくい靴、手袋、帽子で装備はしっかりと
- テトラ帯や夜釣りは特に注意しましょう
✅ マナーを守って楽しい釣りを
- ゴミは必ず持ち帰る
- 釣り場でのトラブル防止に、周囲の人との距離を確保
- 魚を乱獲しすぎないように、リリースも検討を
✅ ステップアップのコツ
- 最初はウキ釣りから始めて、慣れたらダンゴや落とし込みにも挑戦
- 地元の釣具店やYouTube動画なども参考にすると◎
- 同じ釣り場に何度も通って、経験を積みましょう!
チヌ釣りは、身近な釣り場で始められる奥深い釣り。引きの強さと、釣ったときの達成感は格別です。まずは気軽にチャレンジしてみてくださいね!
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